
住宅ローン、結局「変動」と「固定」どっちがいいの?
住宅購入という人生最大のイベント。そこで避けて通れないのが「住宅ローン」の選択です。
「今の超低利なら変動一択でしょ!」という声もあれば、「いやいや、将来の金利上昇が怖いから固定だよ」という声もあり、迷ってしまいますよね。
今回は、それぞれの特徴を整理して、自分に合った金利タイプの見極め方を解説します。
1. 「変動金利」:圧倒的な低コスト、でもリスクは背負う
現在の日本の住宅ローン市場で、約7割以上の方が選んでいるのが「変動金利」です。
メリット: なんといっても金利が低い!月々の返済額を抑えられ、その分を教育費や貯蓄に回せます。
デメリット: 半年ごとに金利が見直されるため、将来金利が上がった時に返済額が増えるリスクがあります。
【チェックポイント】「5年ルール」と「125%ルール」
変動金利には、金利が上がっても5年間は返済額が変わらない「5年ルール」や、増えても前の返済額の1.25倍までという「125%ルール」が設けられていることが一般的です。ただし、未払利息(支払いきれなかった利息)が発生する可能性には注意が必要です。
2. 「固定金利」:安心を買う、家計管理の味方
一方で、根強い人気なのが「全期間固定金利(フラット35など)」です。
メリット: 完済まで返済額が変わらないため、将来の計画が立てやすい。金利上昇のニュースに一喜一憂せずに済みます。
デメリット: 変動金利に比べて、当初の金利設定が高め。金利が上がらなかった場合、変動を選んでいた時よりもトータルの支払額が多くなります。
3. あなたに合うのはどっち?判断の目安
迷った時は、自分の「性格」と「家計の余裕」で判断してみましょう。
| 向いているタイプ | 選ぶべき金利 | 理由 |
| 余裕がある人 | 変動金利 | 金利が上がっても一括返済できる余力があるなら、低金利の恩恵を最大限受けられます。 |
| 慎重派・計画派 | 固定金利 | 返済額が変わるストレスを避けたい、教育費などが決まっていて家計を固定したい場合に最適。 |
| 借入期間が短い | 変動金利 | 返済期間が10〜15年程度と短いなら、金利上昇の影響を限定的に抑えられます。 |